2019/07/22【誤食】栽培クワズイモで男性2人が食中毒 熊本県・天草保健所管内 /熊本県
熊本県は21日、天草保健所管内の一般家庭で、男性2人がクワズイモによる食中毒になったと発表した。2人とも快方に向かっているという。
県健康危機管理課によると、20日午後8時ごろ、自宅でクワズイモの入った野菜炒めを食べた男性(49)と父親(82)が、直後に唇の腫れや喉と食道の痛みの症状が出た。男性が自宅の庭で観賞用として栽培していたクワズイモを食用と間違えて調理したという。
保健所は、野菜炒めと庭のクワズイモの葉から原因物質のシュウ酸カルシウムを確認し、2人の症状からクワズイモによる食中毒と判断した。
県内の食中毒は今年4件目で、患者数は計59人。