2017/08/21【豚インフルエンザ】ミャンマーの豚インフル感染者282名、死者29名に /ミャンマー
【豚インフルエンザ】ミャンマーの豚インフル感染者282名、死者29名に /ミャンマー
17日から18日の間に5名の感染を確認
ミャンマー保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports)は8月18日、豚インフルエンザとして知られるH1N1ウィルスへの感染者が282名となり、29名が死亡したことを発表した。
同省によると、これまで重度の呼吸器感染症が認められたのは747例に上り、そのうちH1N1ウィルスへの感染が確認されたのは282例だという。
また、そのうちの29例で死亡が確認されている。
8月17日から18日の間に22名が健康診断を行い、5名がH1N1ウィルスに感染していることが明らかになったという。
ヤンゴンのWaibargi専門病院には4名の入院患者がおり、他46名が地方域あるいは州の病院に入院し、治療を受けている。
保健・スポーツ省は、高齢者、子ども、妊婦、慢性疾患を患い免疫力が低下している人への予防や、ガイドラインに沿って保健所で検査を受けるよう促している。
企業・国際機関などがミャンマーに寄付・寄贈
多くの外資系企業や国内企業、国連などの国際機関や援助機関が、ミャンマーに医薬品、医療機器、保護用品等を提供しているという。
医療、教育、研究開発、環境保全、探査などの分野で医療、科学、産業機器等を提供するNanova社も18日、保健・スポーツ省に300万チャットを寄付した。
その他にも、カンボーザ・グループの財団が病院へ備品を寄贈するなど、ミャンマー国内企業による寄付・寄贈が伝えられている。
https://www.myanmar-news.asia/news_bPOtvgTdKc.html