2019/09/19【集団感染】京都の病院内で集団感染?延べ33人に症状、70代入院患者死亡 /京都府
京都府長岡京市の長岡病院は18日、67~91歳の入院患者延べ31人と介護職員2人が発熱やせき、たんなどの症状を訴え、うち70代の男性患者が14日に死亡したと発表した。集団発症の原因は分かっておらず、現在も患者5人と職員1人に症状が出ているが、快方に向かっているという。
同病院によると、患者や介護職員は老人性認知症疾患療養病棟で入院や勤務し、6日から17日にかけて発症した。亡くなった男性の死因は肺炎で、集団発症との関係は不明という。
病院では面会制限を17日から実施したほか、入院患者と職員全員のマスクの装着や作業療法の停止など院内感染対策を取った。京都府乙訓保健所は18日に立ち入り調査し、衛生面の徹底など拡大防止を指導した。
谷口光二看護部長は「集団発症の原因は調査中だが、消毒を徹底し再発防止に努める」と話した。