2019/08/24【食中毒】新潟・南魚沼の人気旅館「里山十帖」で食中毒 30人に症状 /新潟県
新潟県は23日、同県南魚沼市大沢の旅館「里山十帖」で食事をした男女30人に下痢や吐き気などの症状が出たと発表した。県は、患者が全員同旅館の夕食を食べていたこと、診断した医師から食中毒の届け出があったことから同旅館の食事が原因の食中毒と断定し、同旅館に24日の1日間の営業停止を命じた。
南魚沼保健所によると、夕食のメニューには加熱が不十分とみられる鹿肉を使った料理があり、寄生虫の可能性があるという。
県によると、19日朝、宿泊客3人が胃腸炎の症状を訴えて同市内に救急搬送され、消防から連絡を受けた同保健所が調査。17、18日に同旅館で夕食を食べた21グループ52人のうち、15グループ30人が、17日午後10時ごろから下痢や吐き気などの症状があった。そのうち5人が治療を受け、1人が入院したが今は快方に向かっているという。同旅館は「症状が出てしまった方には大変申し訳ない」とコメントした。
同旅館のホームページによると、古民家を改装して2014年にオープン。同年度のグッドデザイン賞を受賞している。
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