兵庫県三木市志染町御坂の県消防学校で4日夜以降、10~20代の訓練生28人が、下痢や嘔吐、発熱といった症状を訴えていることが分かった。食中毒の疑いがあるとみて、加東健康福祉事務所が調べている。
同校では、1月中旬から約2カ月間、神戸市を除く県内21消防本部の職員136人が泊まり込みで専科教育の救急科の訓練を受けている。毎食、校内で民間業者が調理し、4日夜はかつとじ、カレイの煮付けなどを提供した。
同日午後11時ごろから、体調不良を訴える訓練生が出始め、5日、14人が病院で受診。一部が感染性胃腸炎と診断されたという。同日の昼食からは同業者による校内での調理を取りやめたが、6日朝までにさらに14人が不調を訴えた。28人全員が帰宅しており、軽症とみられる。同校は同日午後から休講し、10日から再開する見込み。
https://www.kobe-np.co.jp/ne…/sougou/202002/0013093790.shtml