【食中毒:ノロウイルス】食中毒の発生について /千葉県
概要
いすみ市内の飲食店が、平成30年7月29日(日曜日)に調製した弁当を食べた3グループ74名の内、3グループ39名が下痢、嘔吐、発熱等の症状を呈し、24名が医療機関を受診していたことが判明した。
調査の結果、患者に共通する食品は、当該施設が調製した弁当に限られており、患者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、患者の発症状況がノロウイルスによるものと一致していること、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、夷隅保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。
本事案は7月31日(火曜日)に、当該患者のうち一部の者が利用した夷隅郡御宿町の宿泊施設から、「宿泊施設を利用した複数名が胃腸炎症状を呈している。」旨の通報があり、詳細な調査を行った結果、本日、上記のとおり食中毒としての処分に至ったものである。
なお、患者は全員回復に向かっている。
1喫食者数
74名(調査中)
2患者数
39名(調査中)
(内訳)男性26名15歳~86歳、女性13名15歳~17歳
3受診状況
医療機関受診者24名(入院患者なし)
4主な症状
下痢、嘔吐、発熱
5発症日時
平成30年7月30日(月曜日)午後2時頃から
6原因施設
所在地:いすみ市
業種:飲食店営業
7原因食品
7月29日(日曜日)に当該施設が調製した弁当
(主な献立)かぼちゃコロッケ、きゅうり辛子漬け、煮卵、オレンジ、肉団子、ヒレフライ、煮物
8病因物質
ノロウイルス
9行政措置
営業停止3日間(平成30年8月8日から8月10日まで)
https://www.pref.chiba.lg.jp/…/2…/syokutyuudoku/h300808.html