2018/07/29【食中毒:腸管出血性大腸菌O157】諏訪保健所管内の飲食店で腸管出血性大腸菌による食中毒が発生しました /長野県
【食中毒:腸管出血性大腸菌O157】諏訪保健所管内の飲食店で腸管出血性大腸菌による食中毒が発生しました /長野県
本日、諏訪保健所は茅野市内の飲食店を食中毒の原因施設と断定し、この施設の営業者に対し平成30年7月26日から7月28日まで、3日間の営業停止を命じました。
患者は、7月12日及び7月14日に、この施設が提供した食事を喫食した3グループ6名で、松本保健所及び環境保全研究所が行った検査により、患者便から腸管出血性大腸菌O157が検出されました。
なお、患者は全員快方に向かっています。
【事件の探知】
平成30年7月18日から7月23日にかけて、県内保健所に、医療機関から腸管出血性大腸菌感染症発生届があり、患者へ聞き取りを行ったところ、当該施設の食事を共通して喫食していることが判明しました。
【諏訪保健所による調査結果概要】
患者は、7月12日及び7月14日に、この施設が提供した食事を喫食した29グループ114名のうち、調査が済んだ7グループ33名中3グループ6名で、7月15日午前10時頃から下痢(血便)、腹痛等の症状を呈していました。。
患者は、この施設で提供された食事を共通して喫食していました。
松本保健所及び環境保全研究所が行った検査により、患者便から腸管出血性大腸菌O157が検出され、遺伝子のパターンも一致しました。
患者の症状は、腸管出血性大腸菌による食中毒の症状と一致していました。
医師から食中毒の届出がありました。
これらのことから、諏訪保健所はこの施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定しました。
https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/happyou/ch180726.html