【鳥インフルエンザ】都内で発見のオオタカ 鳥インフルエンザに感染 /東京都
東京・大田区で死んでいるのが見つかった野生のオオタカについて、国が検査した結果、鳥インフルエンザに感染していたことが判明しました。東京都は、感染の拡大を防ぐため、都立動物園で鳥類の展示を当面中止する一方、人への感染の可能性は低いとして冷静に対応するよう呼びかけています。
都や環境省によりますと、今月5日、東京・大田区で野生のオオタカが死んでいるのが見つかり、国立環境研究所が遺伝子検査をしたところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。
これを受けて、国がさらに検査を行った結果、ウイルスへの感染が確定したということです。
オオタカが見つかった周辺には、感染の拡大が懸念される養鶏場はないということですが、都は飼育動物への感染を防ぐため、都立の動物園や水族園で18日から当面の間、一部の鳥類の展示を中止することを決めました。
また、環境省は、オオタカが見つかった場所から半径10キロで監視を強化するとともに、19日、緊急の調査チームを派遣し、ほかに感染の疑いがある鳥がいないかなどを調べることにしています。
東京都は「鳥インフルエンザウイルスは通常は人に感染しないと考えられ、野鳥のフンに触れても、手洗いなどをすれば過度に心配する必要はないので冷静に対応してほしい」と呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20180117/k10011292361000.html