【鳥インフルエンザ】都内の野鳥から高病原性鳥インフル初確認 /東京都足立区
環境省は15日、東京都足立区内で見つかったオナガガモ1羽の死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたと発表した。環境省によると、都内の野鳥から高病原性鳥インフルが確認されたのは初めて。
死骸は3日に回収された。風評被害を防ぐため、見つかった詳しい場所は公表していない。遺伝子検査で感染が疑われ、北海道大学で詳しく調べたところ、ウイルスが確認された。
今冬は野鳥の調査で感染が200件以上確認され、過去最多となっている。都内では過去に野鳥の感染が疑われた例はあったが、ウイルスは確認されていなかった。環境省は死んだ野鳥にさわらぬよう呼びかけている。