2017/03/23【鳥インフルエンザ】養鶏場で鳥インフル疑い=簡易検査に陽性反応- /宮城県、千葉県
【鳥インフルエンザ】養鶏場で鳥インフル疑い=簡易検査に陽性反応- /宮城県、千葉県
宮城県北部の栗原市にある養鶏場で23日、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる事例が見つかった。22万羽を飼育している養鶏場で多数の鶏が死んでおり、県が簡易検査したところ、7羽のうち6羽から陽性反応が出た。感染が確認されれば、今冬、国内の農場では11件目。
また6万8000羽を飼育している千葉県旭市の養鶏場でも同日、鳥インフルで死んだ可能性がある鶏が発見された。10羽を簡易検査したところ、全て陽性だった。
いずれの養鶏場も採卵用。ほぼ同じ場所で大量の鶏が死んだため、農家が連絡した。遺伝子検査の結果も陽性だった場合、宮城県は自衛隊の派遣を要請した上で殺処分に着手。
感染拡大防止に向けた対応を取る。千葉県も殺処分などの措置を講じる。