【鳥インフルエンザ:H5N8】大邱の鳥インフル 高病原性と確認 /韓国
大邱で3年ぶりに高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。
農林畜産食品部は、大邱(テグ)市東(トン)区の家きん類商が飼っていた鶏から今月21日、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたため、精密検査をしていましたが、感染力が強い「H5N8型」の高病原性鳥インフルエンザであることを確認しました。
大邱で鳥インフルエンザの感染が確認されたのは2014年6月以来3年ぶりです。
これで高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、7つの広域市と道、14の市と郡の合わせて36か所となりました。
韓国では、去年11月からこれまでで一番大規模な鳥インフルエンザが全国で猛威を奮いましたが、ことし4月4日から2か月あまり新たな発生がなかったため、政府は今月1日に危機警報のレベルを平常に戻しました。
ところが、その翌日から済州島など各地で高病原性鳥インフルエンザが再び発生し、政府や自治体は拡散防止に追われています。
韓国では去年を除いて2014年以来、毎年6月から7月の間に鳥インフルエンザが発生しており、冬の渡り鳥によって持ち込まれ潜伏状態になっていたウィルスが季節を問わず他の家きん類に感染する「循環感染」になっているのではないかと、農林畜産食品部ではみています。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm…