大阪府は、はしかに感染した女性が東海道新幹線を利用し、不特定多数の人に接触した恐れがあるとして注意を呼び掛けています。
大阪府によると女性は40代で、今月6日に発熱し、病院での検査の結果、12日にはしかと診断されました。
女性は今月8日の正午前に新大阪を出発した「のぞみ340号」で東京に移動し、今月10日の夕方に「のぞみ121号」で東京を出発して新大阪に移動したということです。
大阪府は「はしかは発熱などの症状が出るまでに10日ほどかかる」として、同じ新幹線を利用した人などに注意を呼び掛けています。
また大阪市は、あべのハルカスにある近鉄百貨店で従業員などがはしかに感染した問題について、これまでに従業員10人のほかに客6人への感染が判明したと発表しています。