2019/06/04【麻疹ウイルス:はしか】麻疹感染者566人、早くも昨年1年間の2倍超

麻疹(はしか)の感染者の報告数が、今年に入ってから5月26日までに566人となり、昨年1年間(282人=暫定値)の2倍となった。国立感染症研究所が4日発表した。都道府県別では大阪が最も多く142人で、東京96人、三重54人、神奈川50人、愛知37人などとなっている。

5月26日までの1週間では新たに26人の報告があった。神奈川5人、埼玉、福岡、佐賀各4人など、小規模な発生が続いており、終息の気配はない。

感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「流行地のフィリピンやベトナム、ミャンマー、インドネシアなどと同じタイプの遺伝子が検出されている。渡航者が感染し、免疫のない人がうつり、ウイルスが国内に居座りつつある状況だ」と分析する。

風疹の感染者は、5月26日までの1週間で新たに44人が報告された。今年の累計は1624人で、昨年夏以降、流行が続いている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190604-OYT1T50191/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る