【麻疹(はしか)】20代男性がはしか感染 明石、加古川の病院受診 /兵庫県
兵庫県は29日、明石市の20代男性がはしかに感染したと発表した。男性が受診した病院の来院者に感染が広がる恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。
県によると、男性は8日まで約1週間、インドネシアのバリ島に滞在し、感染したとみられる。19日に発症し、症状は落ち着いたが、入院中という。
男性が受診した病院と時間帯は、明石医療センター(明石市大久保町)=24日午前10時~午後3時半▽県立加古川医療センター(加古川市神野町)=同日午後4時~6時半。
はしかは空気やつばなどを通じて感染し、約10日後に38度前後の発熱や咳(せき)、鼻水が現れ、その数日後に39度以上の高熱と発疹が出る。
県は、疑わしければ事前に医療機関に伝えてから受診するよう求めている。