【麻疹:はしか】はしか都内でも報告相次ぐ /東京都
麻しん(はしか)が流行している。
沖縄では3月20日に発生を確認してから26日までの約1ヵ月で74人の感染を確認した。愛知でも26日までに10人の感染を確認した。東京・板橋区では4月16~22日週に4件の届出があった。都内全体では26日までに8件の届出が出ている。
麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症。空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへと感染し、感染力が非常に強いといわれる。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状があらわれる。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現する。
症状から麻しんが疑われる場合、事前に保健所に連絡の上、保健所の指示に従って医療機関を受診する必要がある。