2018/10/15【MERS】韓国のMERS事態、16日午前0時に状況終了…発生から38日ぶり /韓国
先月8日に始まった中東呼吸器症候群(MERS)事態が16日に終了する。事態発生から38日ぶりだ。
疾病管理本部は8日に養成判定を受けた患者Aさん(61)から始まったMERS状況が16日午前0時を期して終了すると15日に明らかにした。世界保健機関(WHO)基準によるとMERS確診患者が陰性判定を受けた日(9月17日)から最大潜伏期(14日)の2倍が過ぎた時期(28日)まで追加の患者発生がない場合にMERS状況は終了する。
疾病管理本部は9月21日に確診患者AさんによるMERS追加発生の可能性は非常に低いと明らかにし、同月22日午前0時を期して感染病危機警報水準を「注意」から「関心」段階に引き下げている。
ただ、MERSの海外からの流入の可能性は続いていることから、韓国政府は今回の対応過程のうちに現れた指摘された部分は評価・点検してMERS対応体系改善を推進していく計画だ。
疾病管理本部は今後MERSの流入を予防するため国民に中東諸国を訪問する場合、手洗いなど個人衛生規則の順守、旅行中の農場訪問自制、ラクダとの接触、しっかりと火を通していないラクダ肉とラクダの生肉摂取禁止、診療目的以外の現地医療機関訪問自制など、MERS予防規則を順守してほしいと呼びかけている。また、入国時の健康状態質問書を誠実に作成するなど検疫に積極的に協力することと、旅行後に疑われる症状が発生した時には保健所や1339に速やかに申告することも強調した。