衛生管理対策・方法のありがちな罠(2)
用具類の保管方法は適切ですか?
こんにちは、感染症対策コンサルタントの向田です。
本日は、よくある衛生管理のありがちな罠の続編について対策や方法などを解説します。
皆さんは、施設やお店の清掃用具類をどのような場所にどのように保管していますか?
上の画像は、たまに見かける保管状況です。
清掃用流し、通称モップ流しと言われるシンクです。
よく汚物処理室やトイレなどの設置されていますね。
ここで問題です!
この中に清掃用具の保管について、たくさんの間違いが存在しますが、皆さんはいくつ答えられますか?
※これはよく感染症対策研修や講演などで行う設問です。
ヒントとして考え方をお伝えします。
- 清掃用流しの目的は?
- ここのスペースの目的は?
- ここには掃除機、モップ、ほうき、フローリング用ワイパーなどが見えますが、それぞれの保管方法は?
問題の答えがはっきりとしない場合は、保管方法に問題がある場合があります。
実際のところ、清掃用具の保管方法については学校などで学びませんので、ほとんどの方が間違っています。
とくにこれから気温も高くなり、湿度も高まりますので、注意が必要ですので、気になった方は感染症.comまでお問い合わせください。