衛生管理対策・方法のありがちな罠(4)
モップの管理は適切ですか?
こんにちは、感染症対策コンサルタントの向田です。
本日は、よくある衛生管理のありがちな罠の続編について対策や方法などを解説します。
本日はモップの管理についてです。
上の写真はよくみるモップ、スプリング式モップです。
このモップですが、柄と替え糸が分離できるのはご存知ですか?
モップで一番汚れるのは、汚れを拭き取る「糸」の部分になります。
つまり、モップを使用したら柄から糸を外し、洗浄・消毒して乾燥させ、使用時に装着させます。
皆さんは、このことを理解して管理をしていますか?この糸を装着させたまま保管していませんか?
よくある保管方法の間違いとしては、
- モップの柄から糸を外して洗浄・消毒していない
- 糸をきちんと乾燥させていない
- 濡れたまま風通しのよい場所で保管していない
濡れたままの状態で、ロッカーなどにしまったらどうなるでしょうか?カビの増殖を促すだけです。
そのような状態のモップで清掃をしたらどうでしょうか?
雑菌を塗り広げるだけですね。。。
次回は、モップの使用方法について解説する予定です。