衛生管理方法・対策のありがちな罠(12) ユニフォームは衛生的ですか?

衛生管理方法・対策のありがちな罠(12)
ユニフォームは衛生的ですか?

こんにちは、感染症対策コンサルタントの向田です。

本日は、よくある衛生管理のありがちな罠の続編について対策や方法などを解説します。

本日は、ユニフォームについてです。

制服やユニフォームを着用するお仕事はたくさんありますね。
調理をする方などはコックユニフォームを着用しますよね?これはきちんと洗濯していますか?

当たり前だろう!と思う方もいるかも知れませんが、実はそうでもない現実があります。
お店や施設側で洗濯や業者に依頼しているところもあると思います。

原則として、自宅ではなくお店や施設、業者などによる洗濯が望ましいです。これは、衛生管理という観点から「管理」をするためです。

つまり、衛生的なユニフォームを着用させることが、お店や施設側の責任です。

また、場合によっては漂白・消毒を伴う手順も加えることなども考えると、お店や施設側でしっかりと管理をしたほうが良いでしょう。

それと、ローテーション用のユニフォームや万が一の替えのユニフォームも用意しておくべきでしょう。

目安は、職員×3着+各サイズ3着程度が望ましいでしょう。

このことは、コックユニフォームに限ったことではありません。
介護などのユニフォームも、出来れば嘔吐物を浴びてしまう事や処理することもも想定して、替えのユニフォームを準備させるのがよいでしょう。

ポイント

  1. ユニフォームの衛生管理はお店や施設の責任
  2. ローテーションで無理のないユニフォームの運用
  3. 万が一の替えも用意しておく

気になった方は感染症.comまでお問い合わせください!

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