2017/10/07【O111感染】O111感染、幼稚園で集団発生 奥州保健所管内 /岩手県
県は6日、奥州保健所管内の幼稚園(園児44人)で、腸管出血性大腸菌(O111)の感染者が集団で発生したと発表した。感染症と食中毒の両面で調査している。
県によると、9月30日に下痢で医療機関を受診した園児(3)からO111が検出され、奥州保健所が調査したところ、5日までに園児と家族の計16人の感染を確認した。症状があったのはうち10人で、重症者はいない。同保健所が園の消毒や手洗いの徹底などの二次感染予防を指導している。
O111は経口感染で食べ物や細菌保持者からの二次感染などが考えられる。症状が出るまでの潜伏期間は2~9日。感染力が強く少量の菌でも感染する。
今年の県内のO111集団感染の発生は初(前年同期ゼロ)。
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