2017/10/17【病原性大腸菌:O6】宮城刑務所で223人食中毒 給食原因か /宮城県
宮城刑務所(仙台市)は17日、給食を食べた受刑者ら906人のうち、223人が下痢や腹痛を訴え、食中毒と診断されたと発表した。重症者はおらず、全員が回復に向かっている。刑務所で受刑者が調理し、提供した給食が原因とみられる。
同刑務所によると、刑務所や給食の提供を受けている施設で3~10日、受刑者らが食中毒の症状を訴え、37人が医師の診察を受けた。仙台市保健所は病原大腸菌による食中毒と断定し、調理施設を17~19日、業務停止処分とした。
宮城刑務所の安部玲所長は「誠に遺憾。衛生管理意識を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。