2019/02/02【感染性胃腸炎】54人が胃腸炎集団感染 80代男性死亡、男鹿の障害者施設 /秋田県
秋田県男鹿市野石の障害者支援施設「ひまわり苑」(小野一也管理者、入所者78人)は1日、入所者43人と職員11人の計54人が感染性胃腸炎に集団感染し、このうち入所者の80代男性が先月31日に死亡したと発表した。
死因は肺炎で、施設は「感染が肺炎を悪化させた可能性は否定できない」としている。感染者からノロウイルスは検出されておらず、感染性胃腸炎の原因は不明。
県保健・疾病対策課によると、2018年度の感染性胃腸炎の集団感染による死者は初めて。
施設によると、先月4日に20代の男性入所者1人が嘔吐(おうと)の症状を訴えた。その後、9~25日に20~80代の入所者42人、30~50代の職員11人が発症。主な症状は嘔吐と下痢で、発熱があった人もいた。
施設は11日、秋田中央保健所に報告。保健所が検便を実施したが、ウイルスは検出されなかった。
https://www.sakigake.jp/news/article/20190201AK0027/