2019/02/20【インフルエンザ】インフル集団感染1人死亡 三重・尾鷲の総合病院 /三重県
三重県は20日、同県尾鷲市の尾鷲総合病院で入院患者と職員の計18人がインフルエンザに集団感染し、患者の男性(93)が死亡したと発表した。同日現在、他に重症の患者はいないという。
県によると、同病院で今月12日以降、インフルエンザの発症者が相次ぎ、入院患者16人と職員2人の感染を確認。男性は15日から、呼吸困難などの症状がみられ、17日に死亡した。男性には肺疾患があり、インフルエンザを併発したことで、重篤な状態になったとみられる。
同病院は発症した患者を個室に移すとともに、感染が確認された4階と7階を面会禁止にするなどの対応を取った。
平山始病院総務課長は取材に「集団感染を防げずに大変申し訳ない。より一層の対策に努める」と話した。
尾鷲保健所は20日、同病院に立ち入り調査し、感染拡大防止対策を取るよう指導した。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4151703020022019000000…