2019/03/01【デング熱】デング熱感染 ブラジル全体で149%増加 すでに5人が死亡 /ブラジル
ブラジル国内におけるデング熱の感染例が激しく増加した。
保健省が2月26日に発表した、ネッタイシマカが媒介する感染症(デング熱、ジカ熱、チクングニア熱)に関する最新の報告書によると、2019年に入ってから2月2日までの間にブラジル全国で記録されたデング熱への感染例は、1年前の同時期に記録された2万1992例を149%上回る5万4777例に上った。人口10万人当たりの感染者数は26.3人。
同報告によると、今年2月2日までに確認されたデング熱による死亡例は全国で5例だった。内訳は、ゴイアス州で2例、そしてトカンチンス州、サンパウロ州、ブラジリア連邦直轄区でそれぞれ1例。
保健省は声明の中で、疫学的データはブラジル全域でネッタイシマカの発生源を除去する活動を強化する必要があると警告しているとし、「その活動は連邦政府、州政府、各自治体、そして市民がかかわるものだ」と強調している。
同報告書によれば、今年に入ってからのデング熱感染例の60%(3万2821例)は、サンパウロ州とリオ州という人口密集地を抱えるブラジル南東部に集中した。他の地方は中西部が1万827例、北部が5224例、北東部が4105例、南部が1800例。また、人口10万人当たりの感染者数は中西部が67.3人と最も大きく、37.4人の南東部がそれに続いた。
18年同時期との比較では、感染例の増加率が最も大きかったのは、258例から1800例へ、597.7%増加した南部だ。南東部は18年同時期の5732例に対して472.6%増、北部は同1569例に対して233%増、北東部は同2983例に対して37.6%増だった。中西部は1年前の1万1450例に比べて5.4%少なかった。
州別では、トカンチンス州とサンパウロ州の2州で、1000%を超える激しい増加率を記録した。トカンチンス州で確認されたデング熱の感染例は18年同時期の210例を1369%上回る3085例、サンパウロ州は1450例に対して1072%増の1万7004例に上った。
デング熱とは逆に、19年に入ってからのジカ熱の感染例は630例と、前年同時期の776例に比べて18%少なかった。人口10万人当たりの感染者数は0.3人。
また、チクングニア熱の感染例は1年前の8508例に比べて51%減の4149例、10万人当たりの感染者数は2人だった。
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