福岡県保健医療介護部は、4日にフグを食べ食中毒のような症状の患者を診察したと福岡県遠賀郡内の医療機関から宗像・遠賀保健福祉環境事務所に届け出があったと発表した。
同事務所によると患者の70代女性は、3日午前10時30分ごろ、遠賀郡の自宅で家族が釣ってきたフグの肝臓をゆでて食べたところ、午後1時ごろからしびれや言語障害などの症状が現れた。女性はふぐ処理師の免許をもっていないという。
福岡県は「素人はフグの調理を絶対にしてはいけない」「ふぐ処理師が処理(有毒部分を除去)した可食部分のみを食べること」と県民に注意を呼びかけている。
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