2019/03/26【ノロウイルス】高知市内の飲食店で食中毒 /高知県
高知市の飲食店で貝や生魚などを食べた男女12人が下痢やおう吐などの症状を訴え、複数の人からノロウイルスが検出されました。高知市保健所は食中毒だと断定し、この店を25日から4日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは高知市南はりまや町にある飲食店「はりまやライト」です。
高知市保健所によりますと、今月22日にこの飲食店を利用した人から「下痢や発熱の症状がある」と連絡があり、保健所が調べたところ、このうち6人からノロウイルスが検出されました。
ノロウイルスが検出された人はいずれも、二枚貝が入ったスープなどを食べていたことから、高知市保健所は、この店が提供した料理が原因の食中毒だと断定し、25日から4日間の営業停止処分としました。
高知市保健所によりますと、症状を訴えた12人のうち、医療機関を受診した人は4人で、いずれも快方に向かっているということです。
ノロウイルスによる食中毒は例年11月から3月にかけて多く発生し、今回の高知市のものを含めて、土佐市や土佐町などで、あわせて4件発生しています。
高知市保健所は、食事や調理の前にはしっかり手洗いをすることや、食品は十分に加熱するなど、食中毒の予防を徹底するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190325/8010004660.html