花見など春の行楽期を控え、飲食店などの衛生管理状況を確認する金沢市保健所の「春の行楽地一斉監視」が二十七日、市内で始まった。四月二十六日までホテルや旅館も含めて約二百施設を回り、食中毒の防止を呼び掛ける。
気温の上昇とともに細菌性食中毒が発生しやすくなるため、例年実施している。初日は、料亭「金澤 さくら亭」など兼六園近くの三十六施設で、食品衛生監視員四人が厨房(ちゅうぼう)の調理器具の清潔度や冷蔵庫の温度などを調べ、指導した。
県内の二〇一八年度の食中毒発生状況は二十六日現在で八件(前年度七件)、患者百十人(同百人)となっている。
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