2019/03/31【ノロウイルス】調理人が原因か 集団食中毒 須崎 /高知県
須崎市の飲食店で生魚などを食べた男女17人がおう吐などの症状を訴え、複数の人からノロウイルスが検出されました。保健所はこの飲食店が提供した料理が原因の食中毒と断定し、この店を3日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは須崎市西崎町の飲食店「小野家」です。
須崎福祉保健所によりますと、今月26日、須崎市の医療機関から「食中毒の患者を2人診察した。2人は須崎市内の飲食店で食事していて、他にも同じ症状の人がいるようだ」と連絡がありました。
保健所が調べたところ、今月22日にこの飲食店で寿司などを食べた17人に食中毒の症状があり、このうち13人からノロウイルスが検出されました。
保健所はこの店が提供した料理が原因の食中毒と断定し、店を29日から3日間の営業停止処分としました。
症状を訴えた人のうち医療機関で受診した人は8人で、いずれも快方に向かっているということです。
保健所によりますと、店の調理担当の従業員1人からも同じ種類のノロウイルスが検出され、この従業員を通してウイルスが料理に付着し、食中毒を引き起こした可能性が高いということです。
保健所は、調理や食事の前にはしっかり手洗いをすることや、食品は十分に加熱することなど、食中毒予防の徹底を呼びかけています
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190329/8010004713.html