長野県は18日、大町市内の20~70代の男女3人がユウガオを食べて食中毒になったと発表した。のどの違和感や嘔吐(おうと)、下痢などの症状を訴えており、うち70代男性が入院。全員が快方に向かっているという。
県によると、3人は16日午後7時ごろ、自宅で栽培したユウガオを煮物にして食べた。強い苦みを感じ、30分後に症状が出たという。大町保健所が調べたところ、ユウガオから苦み成分のククルビタシンを検出。吐き気や嘔吐などを起こすことがあるという。
県によると、ユウガオはごくまれに高濃度のククルビタシンが含まれている場合があるといい、苦みが強いと感じた場合は食べないよう呼びかけている。
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