2019/07/31【ノロウイルス】伊勢市の焼き肉店で集団食中毒 /三重県
三重県伊勢市の焼き肉店で、食事をした21人がおう吐や下痢などの食中毒の症状を訴え、このうち12人からノロウイルスが検出されたことから三重県は30日からこの店を営業禁止の処分にしました。
営業禁止の処分を受けたのは、伊勢市曽根の「焼肉ちえ」です。
三重県によりますと7月19日から21日までに家族や友人とこの店を訪れ、焼き肉やキムチなどを食べた14〜80歳までの21人が下痢や吐き気などの症状を訴え、保健所が調べたところこのうち12人からノロウイルスが検出されたということです。
いずれも症状は軽く、全員が快方に向かっていて入院している患者はいないということです。
この店の従業員1人と従業員用のトイレからもノロウイルスが検出されたことから、三重県はこの店が提供した食事が原因の食中毒と断定して30日から店を営業禁止処分としました。
三重県は、暑さで食中毒が起きやすくなっているとして30日、ことし初めての食中毒警報を全県に出して食品の取り扱いに注意するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20190731/3070001879.html