高知市内の中学校で、同じクラスの生徒10人が相次いでインフルエンザと診断され、学級閉鎖の措置がとられました。インフルエンザが原因で学級閉鎖になるのは、県内で今シーズン初めてです。
県によりますと、13日、高知市内の中学校から、「これまでに同じクラスの10人がインフルエンザA型と診断されて欠席したため、今月16日まで学級閉鎖の措置をとった」と県に報告がありました。
生徒たちは主に、38度を超える発熱の症状を訴えたということですが、入院している人はいないということです。
インフルエンザが原因で学級閉鎖になるのは、県内で今シーズン初めてで、9月に集団発生が確認されるのは、去年に続き2年連続です。
県によりますと、インフルエンザに感染する人が多くなるのは例年だと11月から12月ごろですが、ことしは今月8日までの1週間で、青森県や山口県など18の都府県で学級閉鎖の措置がとられるなど増加傾向にあります。
県は、今後もインフルエンザの患者が増えるおそれがあるとして、十分な栄養と休養をとるほか、来月から多くの医療機関で始まる予防接種を受けるなどして、対策を徹底するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190913/8010006197.html