2019/09/19【カンピロバクター】諏訪の焼き鳥店で3人が食中毒 /長野県
諏訪市の焼き鳥店で、今月5日に食事をした男女3人に下痢や発熱などの症状が出たことがわかり、県は、カンピロバクターが原因の食中毒として、この焼き鳥店に19日まで3日間の営業停止を命じました。
営業停止を命じられたのは、諏訪市中洲の「焼きとり・居酒屋吉鳥諏訪店」です。
県によりますと、今月5日、この店で食事をした30代の男性2人と40代の女性1人に、3日後の8日から腹痛や下痢、発熱などの症状を出ました。
その後、保健所が調べたところ、このうち2人の便から食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」が検出されました。
県は3人が共通して飲食したのが、この店で調理された料理だけだったことに加え、本来、加熱用のレバーを「鶏レバーのタタキ」として生で提供されていたことなどから、この店で食事をしたことによる「カンピロバクター」が原因の食中毒と断定し、19日までの3日間、営業停止を命じました。
3人は、いずれも入院はしておらず、全員が快方に向かっているということです。
「カンピロバクター」は鶏肉などの食肉に付いていることが多く、県は、肉を食べる時には十分に加熱することや、生肉を扱った調理器具をきちんと洗浄することなど注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190917/1010010375.html