2019/10/10【インフルエンザ】長崎大学病院 36人がインフルエンザに集団感染 /長崎県
昨シーズンよりも3か月ほど早くインフルエンザが流行するなか、長崎市の長崎大学病院で患者と職員の合わせて36人がインフルエンザに感染したことが分かりました。病院は、感染の疑いがある外来患者に連絡を取り、感染状況を確認しています。
長崎大学病院によりますと、今月4日、長崎大学病院の放射線部で勤務する職員にインフルエンザの症状が見られ、3日後にA型インフルエンザの感染が確認されたということです。
これを受けて病院が調査したところ、11日午後4時までに、放射線部の職員24人と、今月4日に放射線部でCT検査を受けた患者12人の合わせて36人のインフルエンザの感染が確認されたということです。
いずれも重症ではなく快方にむかっていますが、病院は、感染者と接触した入院患者にインフルエンザの発症を抑える薬を投与したほか、今月4日にCT検査を受けた外来患者100人あまりに連絡を取って感染状況を確認しているということです。
長崎大学病院感染制御教育センターの泉川公一センター長は、「病院の職員は例年、10月下旬にインフルエンザの予防注射を受けるようにしているが、この時期の集団感染は想定外だった。今回の集団感染を反省し、来年以降、できるだけ早くワクチンを打つよう取り組みたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/…/20191011/k10012123521000.html