2019/10/10【麻疹ウイルス:はしか】コンゴではしか流行、4千人死亡 エボラ熱上回る /コンゴ
ユニセフは9日、コンゴではしかが流行し、今年1月以降、全26州で20万人以上が感染し約4千人が死亡したと発表した。感染者の7割、死者の9割を5歳未満の子どもが占めている。
コンゴでは東部の北キブ州とイトゥリ州で昨年8月からエボラ出血熱が流行し、2100人以上が死亡した。ユニセフは「(はしかは)エボラ熱より、はるかに多くの命を奪っている」と警鐘を鳴らしている。
コンゴの今年のはしか感染者数は、2018年全体の3倍を超えた。流行を食い止めるには人口の9割以上がワクチンを接種しないといけないが、18年時点で接種率は6割弱にとどまっている。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019101001000854.html