日本感染症学会は、インフルエンザ治療薬に関する提言を公表した。昨春発売されたインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」について、12歳未満への投与は慎重に検討すべきだとの見解を盛り込んだ。
日本小児科学会も、今季のインフルエンザ治療指針を公表し、12歳未満にはゾフルーザの積極的な投与を推奨しないとした。理由として、使用経験に関する報告が少ないことや、この薬が効きにくいウイルスが検出されていることを挙げた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191026-OYT1T50114/