東部・花蓮県豊浜郷の住民6人が先月下旬に食中毒にかかり、このうち1人が死亡した件について、同県衛生局は17日、検査の結果、有毒のヒキガエルをカエルと誤って食べたことによるものだったと報告した。
同局の朱家祥局長によると、6人は一緒に食事を取ってから1~4時間内に相次いで吐き気や嘔吐(おうと)、まひなどの症状を訴え、病院に運ばれた。事情を知る周辺住民によれば、6人は友人がつかまえた「カエル」を調理して食べていたという。症状が比較的軽かった5人は、治療後全員退院した。
同局は病院からの通報を受け、患者の自宅を訪れて検体を採取。衛生福利部(保健省)食品薬物管理署に送って調べたところ、台湾でよくみられるヒキガエルの一種、バンコロヒキガエルの毒が検出された。同局は、野生の動植物を十分に確認せずに食用にしないよう注意を促している。
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