2019/12/20【ノロウイルス】昭和町の居酒屋でノロ集団食中毒 /山梨県
今月中旬に昭和町の居酒屋で食事をした客30人余りが下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち半数からノロウイルスが検出されたたため、県はこの店が提供した食事でノロウイルスによる集団食中毒が発生したとして、この店を19日から3日間の営業停止処分としました。
県によりますと、昭和町西条の「海鮮居酒屋いそ勘」で今月13日から15日までの間に提供された寄せ鍋やにぎりずしなどを食べた19歳から55歳の男女31人が相次いで下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち15人からノロウイルスが検出されました。
症状を訴えた人に重症の人はおらず、全員快方に向かっているということです。
症状を訴えた人たちに共通しているのがこの店での食事だけであることなどから、県はこの店が提供した食事でノロウイルスによる集団食中毒が発生したとして、この店を19日から3日間の営業停止処分としました。
保健所の調査では、調理や配膳にあたっていた従業員1人が13日から同様の症状を訴えていたことなどから、食材そのものではなくこの従業員からの二次感染が原因の可能性が高いとみています。
ノロウイルスによる食中毒は11月から3月に多く発生するため、県では調理器具の消毒や適切な加熱調理、それに調理前の手洗いの徹底などを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20191219/1040008557.html