2019/12/31【原因不明】武漢市で「原因不明の肺炎」発生 SARS疑うネット情報も /中国
湖北省武漢市保健当局は30日夜、「原因不明の肺炎」が発生したと発表した。同市の医療関係者が中国版ツイッター・微博への投稿によると、新型肺炎コロナウイルス(SARS)による感染が疑われ、すでに7例の患者が確認された。
12月30日、武漢市衛生委員会は通達で、同市の華南海鮮市場で「原因不明の肺炎」に罹患する患者が相次いだと公表した。同委員会の別の通達は市内の医療機関に対し、1週間以内に同様の患者がいないか報告するよう求めた。
中国メディア第一財経は同委員会に問い合わせたところ、通達の内容に間違いがないとのコメントを得た。
医療関係者の微博チャットグループに投稿された情報によると、同市場の関係者でSARS感染が確認されたのは7例があり、すでに隔離された。1例目の患者は青果卸売業を営んでおり、武漢同済病院が検査したところ、SARSコロナウイルスが検出されたという。武漢協和紅十字会病院でも、同ウイルスによる感染1例を診断した。
台湾メディアによると、台湾衛生福利部疾病管制署は現在、大陸の関連部門に情報確認している。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6375387