今月、松山市の寿司店が販売した寿司を食べた人たちが下痢や発熱などの症状を訴え、保健所は寿司が原因の食中毒と断定し、この寿司店を3日間の営業停止処分にしました。
松山市保健所によりますと、先週、松山市二番町の寿司店・「江戸前一朗」から「持ち帰り用として提供した寿司を食べた人たちが吐き気などの症状を訴えている」と連絡がありました。
保健所で確認を進めたところ、12月21日に店が持ち帰り用として販売した、ちらし寿司やにぎり寿司を食べた13歳から70代までの男女あわせて17人が、下痢や発熱などの症状を訴え、このうち2人が入院しましたが、全員快方に向かっているということです。
保健所では、症状を訴えた人から「サルモネラ菌」が検出されたことなどからこの店が提供した寿司が原因の食中毒と断定し、31日から3日間の営業停止処分としました。
保健所では「肉や卵は十分に加熱して調理してほしい。正月でおせち料理を食べる機会もあると思うが、食材ごとに適切な保存方法で管理し食中毒対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama…/20191231/8000005335.html