2020/04/24【新型コロナウイルス:COVID-19】世界各国の放射光施設 新型コロナ制圧へ新薬開発でタッグ 東北大が旗振り役
新型コロナウイルスの制圧に向け、世界中の放射光施設の研究者が、新薬の開発などを目指し、共同研究に取り組むことを決めました。
2023年度に次世代放射光施設ができる東北大学が研究の旗振り役をつとめます。
次世代放射光施設はタンパク質など物質の構造を原子レベルで解析する「巨大な顕微鏡」です。
東北大学青葉山新キャンパスでは2023年度の稼働を目指し工事が進められています。
24日、世界20カ所にある放射光施設の研究者が参加したウェブ会議では、新型コロナウイルスの新薬開発に向けて、施設の利用を促進し、データを共有することが決まりました。
放射光施設を使って解析した場合、ウイルスの立体的な構造が分かるため、人の体の中に入った時に、どのように反応するのかの解明が期待できます。
ウイルスの詳細が分かれば、感染してもウイルスを活動させなくする新薬やワクチンの開発につなげられます。
東北大学・村松淳司教授「研究者はステイホームしなくて創薬とか治療の薬を開発しなくてはいけない。放射光施設を止めないで治療薬の開発とか、そういう研究をしていきましょうとみんなで合意しました」
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