2020/05/14【新型コロナウイルス:COVID-19】国連 1930年代 世界恐慌以来の景気後退予測 新型コロナ影響

国連は、新型コロナウイルスの世界的な感染の影響で、ことしの世界の経済成長率は前の年と比べてマイナス3.2%になるとの予測を発表しました。
国連の経済社会局は13日、ことしの経済見通しを発表しました。
それによりますと、標準的な想定として今後、多くの国が経済活動を徐々に再開し、感染防止措置も続けた場合、ことしの世界の経済成長率は前の年と比べてマイナス3.2%となり、1930年代の世界恐慌以来の景気後退になるとしています。
このうち、アメリカはマイナス4.8%、日本はマイナス4.2%で、高成長を続けてきた中国も1.7%のプラス成長にとどまるとしていて、日本については、「実質賃金と個人消費、住宅投資と輸出の減少によって危機は来年まで続くだろう」と指摘しています。
また、最悪の想定として、ことし後半に感染拡大の第2波が押し寄せて、多くの国が来年の前半まで都市の封鎖や経済活動の制限を延長することが求めらた場合を挙げて、ことしの世界の経済成長率はマイナス4.9%まで落ち込むおそれがあるとしています。
そのうえで、「長引く経済の低迷が、おもに発展途上国で貧困と不平等を増大させる可能性が高い」として、感染対策の国際協力と発展途上国への経済的な支援が必要だと訴えています。
https://www3.nhk.or.jp/…/20200514/k10012429711000.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る