2020/05/15【新型コロナウイルス:COVID-19】愛媛 集団感染の病院 新たに2人感染確認 新型コロナウイルス /愛媛県
松山市内の病院で起きた新型コロナウイルスの集団感染で愛媛県は、この病院に勤める松山市の20代の職員など男女2人の感染が新たに確認されたと発表しました。感染の拡大を受けて県は、国の「クラスター対策班」が派遣されることになったと明らかにしました。
愛媛県内で新たに感染が確認されたのは、松山市内の牧病院に勤める松山市の20代の男性看護職員と、先に感染が確認されたこの病院の職員の家族で別の医療機関に勤める、松前町の30代の看護職員の女性の2人です。
牧病院をめぐっては、今月12日以降、職員やその家族、それに入院患者など合わせて20人の感染が確認されていて、今回の発表で一連の集団感染に関わる感染者は22人となります。
また、これまでの院内での感染事例はいずれも2階のフロアだけで起きていましたが、今回感染した男性職員は、3階のフロアで勤務をしていたということです。
今回の感染拡大を受けて愛媛県の中村知事は、集団感染が起きた病院のすべての職員と患者に対して検査を行う考えを示しました。
そのうえで県は病院に対し、感染予防態勢の指導などを行うとともに、研究者らが感染拡大を防ぐ対策などにあたる厚生労働省の「クラスター対策班」が派遣されることを明らかにしました。
また、県は別の医療機関の女性看護職員が感染していたことを受けて、職場の同僚や患者が濃厚接触者にあたるかどうか調査しています。
https://www3.nhk.or.jp/…/20200515/k10012431751000.html