2020/05/15【食中毒対策】体調を壊す原因にもなる、余ったご飯の不適切な保存方法とは?

お米をまとめて炊いたり、残りご飯を食べることが多い人は、体を壊さないためにも、食の安全のためのガイドラインに従おう。イギリスの国民保健サービスによると、冷やご飯を温め直して食べる場合、ご飯を炊いたときの不注意によって食中毒につながる恐れがあるとのこと。この内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。
問題なのは、「冷やご飯を温め直して食べること」ではなく、「ご飯の保存方法」にある。ご飯を炊いた後は、1時間以上放置しないように。炊く前のお米には、食中毒の原因になるセレウス菌が付着している可能性があり、お米を加熱したあとでさえも生存できる細菌なので、室温で放置する時間が長ければ長いほど菌が増殖し、毒素が産生されてしまう。毒素を食べてしまった場合は、一時的な嘔吐や下痢に苦しむことになるという。
このリスクを回避するには、食べる分だけを炊いて、ご飯が炊き上がったらすぐに食べ切ってしまうこと。すぐに食べない場合は、粗熱がとれたらすぐに冷蔵庫に保存すること。
温め直すときは、しっかり加熱するように。何度もご飯を温め直すのも厳禁!
これからの季節、温度と湿度が上がり、ますます菌が増殖しやすい環境になるので、ご飯の保存方法にはいつも以上に気をつけたい。
https://www.womenshealthmag.com/…/leftover-rice-food…/

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