2020/05/17【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナでクラスター発生の病院 ゾーニング後も感染拡大か /石川県
新型コロナウイルスの感染者集団=クラスターが発生しているかほく市の二ツ屋病院について、感染者と非感染者を区分けする「ゾーニング」を行った後にも院内で感染が広がったとみられることが分かりました。
二ツ屋病院では、4月下旬に国のクラスター対策班の指導に基づき、入院患者を感染者と非感染者で分ける「ゾーニング」を行いましたが、その後も新たな感染者が確認され続けています。
先週、2度目の調査を行ったクラスター対策班は、「院内の廊下の一部など狭くなっている場所があり、感染が広がりやすい状況があった」と指摘。患者とスタッフが接触したり、壁や手すりを介してゾーニング後にも院内で感染が広がった可能性があるという見解を示しました。
これを受け県は、重症者を中心に他の病院へ移すことで、スタッフの負担軽減や施設の利用状況の改善に努め、これ以上の感染拡大を防ぎたいとしています。
二ツ屋病院では16日までに、入院患者や看護師などあわせて74人の感染が確認されています。
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