2020/05/18【食中毒対策】「持ち帰り」食中毒に注意 保健所が飲食店、消費者に呼び掛け

新型コロナウイルスの感染拡大防止のためテークアウトを始める飲食店が増える中で、これからの季節、気温と湿度が上昇するため、食中毒のリスクが高まっている。店内での提供に比べて、調理から飲食までの時間が長くなるからだ。保健所では、事業者に衛生管理の徹底を求めるとともに、消費者に対して、購入品はできるだけ早く食べるように呼び掛けている。
厚生労働省が八日付で全国の自治体に送付した通知では、テークアウトのメニューは鮮魚介類などの生ものは避け、食品は十分加熱した状態で提供するよう求めている。調理済みの食品を二〇度以上の場所に置く時間を極力短くし、持ち帰り時には保冷剤を使用するなど、適切な温度管理が必要という。
草津市のJR草津駅近くの「近江肉寿司 坐空」では、県の休業要請後に、肉巻きずしや牛すじカレーのテークアウトを始めた。店の看板メニューは軽く火であぶった肉寿司だが、テークアウトでは十分に加熱したメニューのみを扱う。作り置きはせずに、「要冷蔵」「なるべく早くお召し上がりください」などのシールをパックに貼って、客に注意喚起している。
代表の岡田直明さん(44)は「街中では調理済みの弁当や総菜を、店頭で長時間並べている店も散見される。コロナの影響でみんな余裕がない状態だが、衛生管理を徹底するという当たり前に立ち返ることが大切だと思う」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/…/CK2020051802000021.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る