2020/06/04【新型コロナウイルス:COVID-19】避難所マニュアルに感染症対策 /北海道
災害時に避難所で新型コロナウイルスの感染が広がるのを防ぐため、帯広市は、避難所の運営マニュアルに学校の教室も活用してスペースを確保することなどを新たに盛り込みました。
帯広市は学校など52か所を避難所に指定していますが、体育館などでは人どうしの距離をとることが難しいことから運営マニュアルに感染症を防ぐための対策を新たに盛り込みました。
具体的には避難した人どうしの間隔は2メートルを原則とし、難しい場合には最低でも1メートルの間隔をとることが望ましいとしています。
このため単純に面積で見ると、避難所で受け入れ可能な人数はこれまでの2万4000人から9000人に大きく減ることになります。
これについて市は学校の体育館だけでなく教室なども活用してスペースを確保することでこれまで通りの人数を受け入れられるとしています。
マニュアルにはこのほか、マスクや消毒液などを備蓄することや段ボールなどを使って区画を区切ること、感染の疑いがある人は専用のスペースで隔離することなどの対策も記されています。
市はこの運営マニュアルをホームページで公開しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200604/7000021775.html