2020/06/13【新型コロナウイルス:COVID-19】世界感染者750万人超-インドでは1日に1万人増加
世界の新型コロナウイルス感染者は750万人を突破した。インドの感染者は1日で約1万人増加した。米国で新型コロナの第2波が起こる懸念などで米株式相場が11日に急落した後、12日のアジア株式市場も下げている。
シンガポールのローレンス・ウォン国家開発相は、同国が月内に経済活動を完全に再開させる可能性が高いと述べた。また、新型コロナの接触追跡に役立つウェアラブルデバイスを今月、国民に提供するが、これを身に付けるよう国民に促すつもりだと語った。
新型コロナの感染者が増加している米テキサス州ヒューストンのターナー市長と同州ハリス郡のヒダルゴ判事は11日、外出制限令の再発令に「近づいている」との認識を示した。
米ヒューストン市、「最悪事態の瀬戸際」の可能性-コロナ感染拡大
トランプ大統領の選挙陣営は来週オクラホマ州で開く選挙集会の参加者に対し、新型コロナに感染した場合の免責に同意するよう求めている。
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、ギータ・ゴピナート氏は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)からの世界経済回復が予想よりも緩慢で、その傷跡は長くとどまるだろうとの予想を示した。IMFは24日に経済見通しを発表する。
IMF、新型コロナは世界経済に大きな傷残す-24日に最新見通し
韓国で確認された新型コロナ感染者は計1万2003人となり、24時間で56人増加した。朴淩厚(パク・ヌンフ)保健福祉相は首都ソウルとその周辺で感染リスクが高まっていると指摘した。中国の11日の新規感染症例は7件で、そのうち国外からの流入症例は6件だった。無症状感染症例は新たに1件。
韓国、ソウル首都圏で新型コロナ感染リスク高まる-保健相
中国の新型コロナ感染症例、11日は7件増-北京で国内例1件確認
米国の一部の州で新型コロナ感染の第2波到来が懸念される中、フロリダ州では11日、感染者数が前日から2.5%増加し、6万9069人となった。増加率はこの1週間の平均である2%を上回った。死者数は1.7%増えた。新規入院者は226人と、1日として5月21日以来最多。
米ニューヨーク州のクオモ知事は11日、同州北部の5地域で12日から経済活動再開の第3段階に入ると述べた。第3段階ではレストランなどが屋内での飲食を再開できる。ニューヨーク市のデブラシオ市長は、同市の経済活動が今週再開されたものの、職場に戻った人数はまだ予想の半数未満にとどまっていると述べた。
ムニューシン米財務長官は新型コロナ感染の第2波が起きたとしても、米経済を再び閉鎖するべきではないとの見方を示した。「さらにダメージが広がる。経済の打撃だけではない」と、経済専門局のCNBCに対して語った。
ムニューシン米財務長官、経済の再閉鎖に否定的-感染第2波起きても
米民主党の大統領候補指名が確定しているバイデン前副大統領は11日、経済活動の再開を安全に進め、消費者信頼感の回復を目指す8段階から成る計画を発表した。
バイデン氏、経済活動再開計画を発表-段階的に解除、検査拡充求める
全米の新型コロナウイルス感染者数は11日午後の時点で、前日から1.1%増加し201万人に達した。増加率は過去1週間の平均である1.1%と一致した。米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。