2021/04/10【カンピロバクター】長崎市の保育園で食中毒 生肉出してないのになぜ? /長崎県
長崎市の保育園で、園が提供した飲食物が原因の食中毒が発生しました。園児ら41人が下痢などの症状を訴えましたがほぼ全員回復しているという事です。
食中毒が起こったのは長崎市平和町にある「山里平和保育園」です。市によりますと150人いる園児と職員のうち、37人の園児と4人の職員あわせて41人が今月3日以降、下痢や発熱・腹痛などの症状を訴え、このうち11人を検査した結果、便から「カンピロバクター」が検出されたということです。市では41人が同時期に同じ症状を訴えたことから、保育園が提供した飲食物を原因とする食中毒事件が発生したと断定し、10日(土)から3日間、山里平和保育園に対し「調理業務」の停止処分を行いました。
症状が出た41人は入院の必要はなくほぼ全員回復しているという事です。原因となったカンピロバクターは熱に弱く通常の加熱調理で死滅するため、一般的には「未加熱の鶏肉」を食べて起こることが知られています。
保育園の提供メニューに「生肉」はありませんが、発症以前の1週間に、複数回「鶏肉」が提供されていました。市では肉の加熱不足や肉を切った包丁やまな板を介した二次汚染の可能性も視野に原因の調査を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/…/b150ecc522681871cbbe7f1a21a8…