2021/04/23【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 長野の学校で集団感染か 県内55人感染 /長野県

長野市は22日、市内の学校で新型コロナウイルスによる集団感染が起きた可能性があると明らかにした。市と県が18~21日に感染を発表した市内の50代女性職員と10代男性、千曲市、中野市の男子高校生の計7人が同じ高校に在籍していた。また県と長野、松本市はこの日、両市など17市町村の10歳未満~90歳以上の男女55人の感染を発表。県内の感染確認は累計3635人となった。22日午後4時時点で430人が入院など療養中で、重症2人、中等症64人。
県によると、県内学校の集団感染は昨年12月の小県郡青木村の小学校に続き2校目。市保健所によると、職員以外の6人は複数のクラスに在籍し、一部は同じクラス。「クラスの中での接触の他にクラス外のさまざまな活動での接触もあって感染したと考えている」としている。県教委によると、22日現在で休業している県立高校がある。「誹謗(ひぼう)中傷につながる」として、新型コロナを理由とした休業かや、学校の所在地は明らかにしていない。
新たに発表した55人のうち44人は他の感染者の濃厚接触者か接触者、集団感染が確認された福祉施設の関係者だったり、県外との往来歴があったりした。11人は感染経路を推定できていない。
集団感染が発生した県佐久保健所管内の福祉施設では、利用者4人の新規感染が確認され、これまでの判明分を含め11人となった。
県警は22日、長野中央署に勤務する30代の男性警察官が感染したと発表。不特定多数と接する業務は担当していない。同署員ら19人を自宅待機とした。県警の感染者は13人目。
諏訪郡富士見町富士見中学校は、21日に生徒の感染が確認されたとし、22、23日を休校とした。全校生徒は383人。21日に校内を消毒した。
バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の信州ブレイブウォリアーズは22日、新たに2選手の感染を発表。選手の感染は計4人になった。
21日午後8時時点で、県内で感染者向けに確保可能な434病床の「実質的な病床使用率」は前日比0・4ポイント増の34・3%。中等症や軽症患者を受け入れる一般病床の「病床逼迫(ひっぱく)度」は北信が1・4ポイント減の84・9%、東信が1・9ポイント増の27・8%、中信が0・9ポイント減の22・1%、南信が2・5ポイント増の34・7%。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021042300004

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