2021/04/24【新型コロナウイルス:COVID-19】会食で集団感染か 県松本保健所管内 県内40人感染 /長野県
県は23日、県松本保健所管内(安曇野、塩尻市と東筑摩郡5村)で会食での接触による新型コロナウイルス集団感染が起きた疑いがあると明らかにした。この日発表したいずれも安曇野市の自営業男性4人を含め、これまでに6人の感染が確認されている。県と長野、松本市は同日、17市町村の10歳未満~80代の男女40人の新規感染を発表、県内での感染確認は累計3675人となった。23日午後4時時点で432人が入院など療養中で重症4人、中等症61人。
集団感染が確認されている長野市内の高校では新たに生徒3人の感染が判明し、同校での感染確認は生徒9人、職員1人の計10人に。県厚生連北信総合病院(中野市)は患者と職員1人ずつの感染が分かり計22人になった。篠ノ井橋病院(千曲市)では患者1人が感染、計8人になった。
40人のうち32人は他の陽性者の濃厚接触者や接触者か、集団感染が確認されている医療機関や高校の関係者、県外との往来があった。8人は感染経路が推定できていない。
長野計器(上田市)は23日、子会社ニューエラー(大阪市)で本社工場勤務の従業員6人が感染したと発表。26日から同社を臨時休業する。
22日午後8時時点で、県内で感染者向けに確保可能な434病床の「実質的な病床使用率」は前日比1・2ポイント増の35・5%。中等症や軽症患者を受け入れる一般病床の「病床逼迫(ひっぱく)度」は北信が5・4ポイント減の79・5%、東信が1・9ポイント減の25・9%、中信が3・3ポイント増の25・4%、南信が3・3ポイント増の38・0%。
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